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ウルドゥー語世界の魅力

■ウルドゥー語とその文学の発達
ウルドゥー語はパキスタンの国語であり、インドの主要言語ですが、それ以外の多くの国や地域にまたがって話されています。しかも、ウルドゥー語とその文学が発達したのは、インドやパキスタンといった国家が成立する以前からのことです。したがって、特定の国だけでウルドゥー語の世界を語ることはできません。最近では北欧の自然を読むウルドゥー詩人や、カナダの移民社会を描く作家も出ています。それでもなお、ウルドゥー語で創作する人々がインド、パキスタンという南アジア地域に深く結びついていることに間違いはありません。

■ムガル朝半ば以降の南アジア世界とウルドゥー語
インドやパキスタンといえば、モエンジョ・ダーロやハラッパーの遺跡からガンダーラやマトゥラーの仏教美術を思い描く方もおられるでしょう。一方ウルドゥー語はインド・イスラーム文化の発達した、タージ・マハルや細密画に代表されるムガル朝半ば以降の南アジア世界と密接なつながりを持っています。インドの首都デリーの旧市街の町並みやデリー城、ジャーマ・マスジド(モスク)やムスリム聖者ニザームッディーン・アウリヤー廟、あるいは古都ラクナウーのモスクや太守の邸宅跡などを散策しながら、ウルドゥー文字の花開いた往時をしのぶことができます。またパキスタンでは、ラーホール城やバードシャーヒー・マスジド、シャーリーマール庭園や英領期の建造物などを見ながら歩くのも楽しいでしょう。



■ウルドゥー語の美しい文字と詩
しかし、ウルドゥー語の魅力は、なんといってもその文字と詩です。美しい文字でつむぎだされる詩は、ウルドゥー語を理解する人々にとって宝物とも言えます。ウルドゥー語を覚えて、その詩の世界を理解すれば、世界中のウルドゥー語話者との会話が弾みます。ウルドゥーが織り成す世界は、地域や民族を超えて、世界のどこにでも存在していることに気づいていただけるでしょう。
←ウルドゥー詩の中でも
最も人気のある「ガザルghazal」という詩形


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