oq-seriesはeラーニング問題集の作成、試験用紙の作成、学習管理が行えるソフトウェア群で、次のような構成になっています。
詳細は、各ソフトウェアのマニュアルをご覧下さい。ここでは、ニーズが高いと思われる使い方に対する大まかな操作方法を説明しています。
学習者も指導者も手動で処理することになりますが、送信するデータの構成やoq-markrの機能により少しでも作業が楽になるように工夫されています。最初の手順は、「eラーニング問題集やクイズを公開したい。」とほぼ同じです。oq-producerでeラーニング問題集を生成するときに、成績返信データを表示する設定にしておきます。その後は次のような手順になります。
基本的には、「学習者の成績を収集したい。」と同じですが、eラーニング問題集の生成時に、「種別」を「試験」に設定して下さい。こうして出力された試験用のeラーニング問題集は、内部に正解を含まないため、どんなにがんばってもサーバから正解を得ることができません。ただし、正解を含むファイルを誤ってアップロードしないように気をつけて下さい。
oq-producerとoq-printerの両方を使用することになります。
各大学の学習管理システム(LMS)がばらばらで、異なる操作が必要な場合もしばしばです。以下のように、oq-seriesを活用すれば効果的な場合もあります。
SCORM規格にはバージョンが複数ある上に、実際の運用においてはLMSとeラーニング教材との相性もあるため、以上のような方法が効果的な場合もあります。どんなLMSにも全学生から感想文などを回収する機能があるため、Javaが端末にインストールされていれば、以上の方法が使えないことはほぼないでしょう。
oq-seriesはeラーニングだけでなく、紙媒体を取り入れることもできますが、学習結果の提出にも対応しています。ほぼ「eラーニング問題集やクイズを公開したい。」の手順通りですが、eラーニング問題集の生成時に、「成績印刷データ」にチェックを入れてください。学習後に印刷用の画面が表示されます。
oq-seriesでは、oqXMLで記述された問題集データを基盤としていますが、oqXMLには次のような特徴を持っています。