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第2課 食料品

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練習問題

●語句と発音

 

スピーカーボタンをクリックすると、音声を聞くことができます。
語句の意味を確かめ、ロシア語で正確に発音してみましょう。
頭部の画像がついている音は、赤色部分の舌の位置に注意して発音しましょう。

 

мама


お母さん。

この単語では最初の「а」にアクセントがあるので、「а」の所で強く長めに発音します。最初の「а」は、口を大きく開け、舌を「下の方」に位置させて言ってみてください。






Аня


アーニャ。アンナの愛称。

この単語では「А」にアクセントがあります。「я」は、舌の前の方を「口の天井」(口蓋)に近づけて発音しましょう。






обед


昼食。

「е」にアクセントがあるので、「е」の所で強く長めに発音します。一文字めの「о」は、口を小さめに開けて、「а」のような音で発音します。語末の「д」は、声帯を震わせず、[t]と発音しましょう(無声化)。






хлеб

х

パン。

語末の「б」は、声帯を震わせず、[p]と発音します(無声化)。

「х」は、舌の「奥」を持ち上げ、前歯が見えるぐらい上下の唇を離し、呼気を出すことで発音しましょう。






сок


ジュース。

「о」を強く長めに発音します。唇をすぼめるように丸くして、舌を「奥の方」に少し引き、肺から呼気を押し出すように発音します。






молоко


牛乳。

この単語では最後の「о」にアクセントがあるので、最後の部分で強く長めに発音します。2文字めの「о」は、アクセントの直前ではないので、口の開きを狭くして発音します。アクセントの直前の「о」は、口を小さめに開けて、「а」のような音で発音しましょう。






сыр

ы

チーズ。

「ы」は、「イ」と言うときのように唇を左右に開き、舌の「奥」を持ち上げ、舌の先を少し引いて発音しましょう。






рыба


魚。

この単語では「ы」にアクセントがあるので、「ы」の所で強く長めに発音します。






икра


イクラ[魚の卵]。

この単語では「а」にアクセントがあるので、「а」の所で強く長めに発音します。






и


○○と。そして。






яблоки


(複数の)りんご。「яблоко」なら、1つのりんごです。

この単語では「я」にアクセントがあるので、「я」の所で強く長めに発音します。

アクセントの後の「о」は、口の開きを狭くして発音します。






пиво


ビール。

この単語では「и」にアクセントがあるので、「и」の所で強く長めに発音します。

アクセントの後の「о」は、口の開きを狭くして発音します。






торт


(デコレーション)ケーキ。

「о」を強く長めに発音します。唇をすぼめるように丸くして、舌を「奥の方」に少し引き、肺から呼気を押し出すように発音します。






вот


ほら(ここに…がある)。ほら(…をどうぞ)。

「о」を強く長めに発音します。唇をすぼめるように丸くして、舌を「奥の方」に少し引き、肺から呼気を押し出すように発音します。






он / она / оно


それは。その人[彼、彼女]は。「он」、「она」、「оно」の使い方けについては【文法と抑揚】のページを参照してください。

「она」と「оно」では、3文字めにアクセントがあるので、最後の部分で強く長めに発音します。アクセントの直前の「о」は、口を小さめに開けて、「а」のような音で発音します。






всё


すべての物。すべてのこと。






так


そのように[そんなに]。






много


多く[たくさん]。

この単語では最初の「о」にアクセントがあるので、「о」の所で強く長めに発音します。

アクセントの後の「о」は、口の開きを狭くして発音します。






немного


少し。

この単語のように、子音の後の「е」にアクセントがない場合には、「イ」に近い音で言います。ただし、唇を左右にあまり引っ張らず、ゆるめて発音しましょう。






Алло!


もしもし!電話に出た時の言葉です。

この単語では最初の「о」にアクセントがあるので、「о」の所で強く長めに発音します。






Привет!


やあ!家族や友達へのあいさつです。

この単語では「е」にアクセントがあるので、「е」の所で強く長めに発音します。






Что нужно?


何が必要?[何が必要ですか?]「нужно」は「必要だ」という意味です。

「что」の「ч」の部分は、「チ」とは読まず、「хорошо」の「ш」のような音で読みます。「нужно」という語では「у」にアクセントがあるので、「у」の所で強く長めに発音します。アクセントの後の「о」は、口の開きを狭くして発音します。






на обед


昼食には。「на」は前置詞、「обед」は「昼食」と言う意味です。

前置詞は、直後の名詞とつなげながら、1つの単語であるかのように発音します。

「обед」は、「е」にアクセントがあるので、「е」の所で強く長めに発音します。語末の「д」は、声帯を震わせず、[t]と発音しましょう(無声化)。






Минуту!


ちょっと待って。もとは「минута」(1分)という単語です。「Минуту!」で「ちょっと(1分を)待ってください」、という意味を表します。

最初の「у」にアクセントがあるので、「у」の所で強く長めに発音します。






Давай!


さあ(…しよう)!さあ(…して)!「те」をつければ、「Давайте!」(さあ…しましょう)!、と丁寧な言い方で行為を促すことができます。

2つめの「а」にアクセントがあるので、「а」の所で強く長めに発音します。「й」は、舌と「口の天井」(口蓋)との間を狭くして、摩擦によって発音しましょう。

①чай(お茶)など、母音の後に来る場合は、摩擦の音は弱まります。

②йогурт(ヨーグルト)など、外来語の場合、母音の前に来ることもあります。(「й」は「短いi」という名前の子音です。)






Хорошо!

ш

良い!わかりました[承知しました]!

この単語では3つめの「о」にアクセントがあるので、最後の部分で強く長めに発音します。

2文字めの「о」は、アクセントの直前ではないので、口の開きを狭くして発音します。

アクセントの直前の「о」は、口を小さめに開けて、「а」のような音で発音します。

「ш」は、舌の「奥」を少し持ち上げ、舌の先を「口の天井」(口蓋)の前部に近づけ、唇を少し丸めて、呼気を出すことで発音しましょう。






Пока!


またね!家族や友達に対する言い方です。

この単語では「а」にアクセントがあるので、「а」の所で強く長めに発音します。

アクセントの直前の「о」は、口を小さめに開けて、「а」のような音で発音します。






Понятно.


なるほど[わかります]。

この単語では「я」にアクセントがあるので、「я」の所で強く長めに発音します。

アクセントの直前の「о」は、口を小さめに開けて、「а」のような音で発音しましょう。アクセントの後の「о」は、口の開きを狭くして発音します。






Спасибо.


ありがとう。

この単語では「и」にアクセントがあるので、「и」の所で強く長めに発音します。

アクセントの後の「о」は、口の開きを狭くして発音します。






Пожалуйста.


どういたしまして。

この単語では最初の「а」にアクセントがあるので、「а」の所で強く長めに発音します。

アクセントの直前の「о」は、口を小さめに開けて、「а」のような音で発音します。






 

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