この課では過去の出来事を話したり、驚きやうれしい気持ちを伝えるための表現を学びます。「~に行ってきました」と言えるようになりましょう。
週明けの授業で、先生に週末何をしたかを聞かれた明子は、ペーテルとハンガリー南部の町ペーチに行ったことを話します。
セーチェーニ広場でハンガリーがオスマン帝国に支配されていた時代に建てられたモスクを見ます。現在はカトリック教会として使われています。ハンガリーでもっとも重要なトルコ時代の建物です。
14世紀に設立されたハンガリーでもっとも古い大学であるペーチ大学を見たあと、たくさんの南京錠がかけられている柵のところに行きます。恋人たちがふたりの愛が永遠に続くことを願って、錠を柵にかけてから鍵を捨てるのです。ペーテルもふたりでかけようと錠を持ってきていました。明子はすっかり感激します。
先生にペーチの感想を聞かれた明子は、ペーチがとても気にいったこと、大好きな町だと答えます。