画面上部に並んだ数字をクリックすると、下に短い英語のフレーズが表示されます。オレンジ色のボタンを押すと、音声サンプルが再生されますので、続けて発音してみてください。音声サンプルには、ひとつのフレーズを続けて発音したものと、短く切ったものがあります。
フレーズが表示された状態で下の解説ボタンをクリックすると、サンプルごとの発音のコツを読むことができます。
[t]の音に注意しましょう。弾音になったり(matter)、不完全解放を起こしたり(don't)、続く母音とつながってat allがa tallのようになったりします。
連続する音がつながるのに注意しましょう。corret hisは「コレクティズ」のようになり、over and over againは「オウヴァランドウヴァラゲン」のような感じに聞こえるはずです。had toでは、不完全解放が起こります。
単語の中の音が省略され、libraryは「ライブリ」のように、literatureは「リーラチャ」のように発音されることがあります。またtoやonなどの部分は弱めに発音され、形容詞として用いられるJapaneseは、アクセントの位置が語頭に移動しています。
これも[t]の発音に気をつけましょう。in front ofは「インフロントフ」のようになり、inやof、theなどは弱く発音します。bottle of waterのところは弾音になり、「ボドウゥウォーダ」のように聞こえます。
brotherとfatherの発音に気をつけましょう。not exactlyのところが強めに発音されているところにも注目です。最後のdoes he?は[h]の音が聞こえず、「ダズィ」のようになります。
told、that、didn'tなどの語尾がはっきり発音されず、滑らかに次の音とつながることに注意しましょう。二度出てくるthatは、最初のものが後のものよりやや強めに発音されます。
let youのところではty、bit smallerのところではtsの音が連続していますが、これらは「レッチュウ」、「ビッツモーラ」のようには発音されていません。どちらも先に来る[t]の音が消えています。
not alwaysを強調すると、「いつも思い通りになるわけではない(そんな考え方はわがままだ)」という意味になります。他の二つの例文ではcanとcan'tの発音の違いを確認できます。これはアメリカ式の発音ですが、「キャーン(ト)」と長く伸ばすのがcan'tです。
強調するところを変えると、微妙に意味が違ってきます。the tableを強調するのは、「どのテーブル?」と聞かれて「そのテーブルだ」と答える場合です。onを強調すると、テーブルのそばや下ではなく、その「上に」置くように、という意味になります。
これも強調する場所を変えることで、意味が違ってきます。「今車で向かっているところだ」と言いたい時にはnowを強く、「嘘じゃなくて本当に車で走っている」と言いたければamを強く発音します。
これも強調する位置で意味が違います。Itを強くすれば、「他の本はともかく、この本は」面白かったという意味で、veryを強調すると、「どれくらい面白かったのか」という質問の答えになります。特に強調せずにいうのは、感想を述べる時などです。
何かをする予定になっているという意味のgoing toは、「ゴナ」あるいは「ガナ」のように発音されることがあり、not going toも同様に「ナッガナ」となります。ただしどこそこに行くという、目的地を言い表すgoing toの場合はそうはなりません。