スワヒリ語独習コンテンツ第12課もっと学びたい人へ

もっと学びたい人へ(12)

動詞シルシ形の時間のシルシについて，これまでに現在・過去・未来・完了，またその否定の形などを見てきましたね。

◇　時間のシルシ

これらの他に，継続の時間のシルシや同時の時間のシルシ，習慣のシルシがあります。一緒に見ていきましょう。

　継続の時間のシルシ‘-ka-’は，前の動作を引き継いで，「それから～(した)」と言う場合に使うシルシです。

　同時の時間のシルシ‘-ki-’は，同じ時に行われる動作を，「～しながら」，「～したり」と表わす場合に使うシルシです。

　習慣のシルシ‘hu-’は，「いつも～する」と，習慣を表わす場合に使うシルシです。これは主語のシルシと時間のシルシが一体化した形であるため，動詞シルシ形だけを見ると，主語は明らかでありません。

　主語のシルシと時間のシルシが一体化した形には，‘ka-’もありましたね。「もっと学びたい人へ(2)」で触れました。これは，3人称単数の主語のシルシ‘a-’と時間のシルシ完了の‘-me-’が一体化したものでした。

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