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スワヒリ語の母音は5音,子音は25音です。「文字と発音」編では,この中のいくつかの音について見ましたね。
ここでは,子音の‘b’,‘d’,‘g’,‘j’ の4つの音について,もう少し詳しく見ていきましょう。
◆ ‘b’,‘d’,‘g’,‘j’ の音
スワヒリ語の‘b’,‘d’,‘g’,‘j’ の音は,日本語のバ行,ダ行,ガ行,ジャ行の各子音とは異なる音です。まずは,日本語のバ行の音と,スワヒリ語の‘b’の音を実際に聞き比べてみましょう。
日本語のバ行,ダ行,ガ行,ジャ行では,声を出す時に,息が外側に吐き出されますね。一方,スワヒリ語の‘b’,‘d’,‘g’,‘j’の音では,声を出す時に,喉の奥(声門)を下げるので,息が内側に吸い込まれます。スワヒリ語の‘d’,‘g’,‘j’ の音も聞いてみましょう。
単語でも聞いてみましょう。
スワヒリ語の‘b’,‘d’,‘g’,‘j’の音は,くぐもったような,柔らかい音に聞こえますね。
「文字と発音」編でも言いましたが,これらの音は,きちんと発音できなくても,日本語風に発音しても,会話に支障はありません。ただし,このような音であることを知っておいて下さいね。
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