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第7課 外国語

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●文法と抑揚

 

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言葉の使い方を確かめ、抑揚をつけて言ってみましょう。

抑揚のつけかたは地域や時代によって多少違いますが、ここでは基本形を学びましょう。

 

1. 動詞(第1変化)


「работать」(働く)の現在形を使っています。「я」(私は)+「-ю」、「ты」(君は)+「-ешь」、「он」(彼は)+「-ет」、「мы」(私たちは)+「-ем」、「вы」(あなたは)+「-ете」、「они」(彼らは)+「-ют」という組み合わせがあります。
(1) Я работаю. 私は働いています。
(2) Ты работаешь? 君は働いているの?
(3) Он работает. 彼は働いていますよ。
(4) Мы работаем. 私たちは働いています。
(5) Вы работаете? あなた(たち)は働いていますか?
(6) Они работают. 彼らは働いていますよ。
「работать」(働く、働くこと)のように「-ть」で終わる形は不定形と言います。次も第1変化の動詞です。
(7) Я много читаю. 私はたくさん読んでいます。
(8) Ты много читаешь? 君はたくさん読んでいるの?
(9) Он много читает. 彼はたくさん読んでいますよ。
(10) Мы много читаем. 私たちはたくさん読んでいます。
(11) Вы много читаете? あなた(たち)はたくさん読んでいますか?
(12) Они много читают. 彼らはたくさん読んでいますよ。
「читать」(読む、読むこと)のように「-ть」で終わる形は不定形と言います。







フランス語を使って何かを読むわけですので、「по-французски」(フランス語で)という語を使っています。次の例も見てみましょう。
(1) Я понимаю по-русски. 私はロシア語で理解できます。
(2) Ты понимаешь по-английски? 君は英語で理解できる?
(3) Он понимает по-немецки. 彼はドイツ語で理解できます。
(4) Мы понимаем по-испански. 私たちはスペイン語がわかります。
(5) Вы понимаете по-китайски? あなたは中国語がわかりますか?
(6) Они понимают по-корейски. 彼らは韓国語がわかります。
「понимать」(理解する、理解すること)のように「-ть」で終わる形は不定形と言います。次も第1変化の動詞です。
(7) Я сейчас думаю. 私は今考えています。
(8) Что ты думаешь? 君は何を考えているの?
(9) Кто знает? 誰が知っているでしょう?
(10) Мы не знаем, кто это. これは誰なのか、私たちは知りません。
(11) Что вы делаете? あなたは何をしているのですか?
(12) Что они делают? 彼らは何をしているのでしょう?
上の例のように「кто」(誰が)と組み合わせる場合には、「он」(彼)や「она」(彼女)と同様に、3人称単数扱いにします。次も第1変化の動詞です。
(13) Она завтракает. 彼女は朝食をとっています。
(14) Она обедает. 彼女は昼食をとっています。
(15) Она ужинает. 彼女は夕食をとっています。
(16) Она играет. 彼女は遊んでいます。
(17) Она гуляет. 彼女は散歩しています。
(18) Она изучает японский язык. 彼女は日本語を学習(研究)しています。
第7課の確認問題では、男性が次のように言った後、女性に質問しています。相手は何をしているところでしょう。聴きとってみてください。
Как вы поживаете?
ごきげんはいかが?







第1変化の特殊な例です。「я」+「-у」、「ты」+「-ешь」、「он」+「-ет」、「мы」+「-ем」、「вы」+「-ете」、「они」+「-ут」という組み合わせがあります。
(1) Я пишу письмо. 私は手紙を書いています。
(2) Что ты пишешь? 君は何を書いているの?
(3) Она пишет повесть. 彼女は中編小説を書いていますよ。
(4) Мы пишем рассказы. 私たちは(複数の)短編小説を書いています。
(5) Что Вы пишете? あなた(たち)は何を書いているのですか?
(6) Они пишут романы. 彼らは(複数の)長編小説を書いていますよ。
不定形は「писать」(書く、書くこと)です。「誰が」書いているのか、人称に合わせて使う場合には、「с」の代わりに「ш」を使うので、注意が必要です。






2. 前置格


会話例で「там」(そこで)と言っていたのは、「в библиотеке」(図書館で)という意味でした。この場合の「библиотеке」は前置格といいます。「в」+前置格で場所(居場所)を表す例を見てみましょう。
(1) в интернете (または через интертет) インターネットで
(2) в городе 都市で
(3) в центре города 都市の中心で
(4) в университете 大学で
(5) в школе 学校で
(6) в библиотеке 図書館で
(7) в фирме 会社で
「на」+前置格を使って場所(居場所)を表す例もあります。
(8) на заводе 工場で
(9) на работе 職場で
(10) на почте 郵便局で
そのほか、「в」+前置格を使うと、「…月に」と伝えることができます。
(11) в январе 1月に
(12) в феврале 2月に
(13) в марте 3月に
(14) в апреле 4月に
(15) в мае 5月に
(16) в июне 6月に
(17) в июле 7月に
(18) в августе 8月に
(19) в сентябре 9月に
(20) в октябре 10月に
(21) в ноябре 11月に
(22) в декабре 12月に






3. 形容詞+名詞


形容詞と名詞の組み合わせは第3課でも学習しましたが、覚えていますか? 語彙を増やし、第7課の記述問題で使ってみましょう。
(1) новый каталог 新しいカタログ(が)
(2) хорошая работа 良い仕事 (が)
(3) интересная статья 面白い記事(が)
(4) последняя новость 最新のニュース(が)
(5) полезная информация 有益な情報(が)
(6) летние каникулы 夏の休暇(学校の夏休み)
形容詞+男性名詞を前置格の形で使う場合には、「-ом」+「-е」となることが多くあります。
(7) в русском ресторане ロシア料理店で
(8) о русском языке ロシア語について
指示代名詞+男性名詞を前置格の形で使う場合にも、「-ом」+「-е」となることが多くあります。第7課の記述問題で使ってみましょう。
(9) на этом сайте このサイトで
(10) на этом месте この場所(で)
順序数詞+男性名詞を前置格の形で使う場合には、以下のように「-ом」+「-е」となったり、「-ем」+「-е」となったりすることがあります。
(11) на первом этаже 1階で
(12) на втором этаже 2階で
(13) на третьем этаже 3階で
(14) на четвёртом этаже 4階で
(15) на пятом этаже 5階で
第7課の確認問題では、男性が次のように質問しています。画面に登場する女性の教室はどこか、注意して聴きとってみてください。
Где ваша аудитория?
あなたたちの教室(講義室)はどこですか?






 

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