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第4課 本

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●文法と抑揚

 

スピーカーボタンをクリックすると、基本文の音声を聞くことができます。

言葉の使い方を確かめ、抑揚をつけて言ってみましょう。

抑揚のつけかたは地域や時代によって多少違いますが、ここでは基本形を学びましょう。

 

1. 名詞の複数形


語尾に「ы」や「и」を使うことによって複数であることを表せる例があります。
(1) журнал (1冊の)雑誌
(2) журналы (複数の)雑誌
(3) учебник (1冊の)教科書
(4) учебники (複数の)教科書
(5) словарь (1冊の)辞書
(6) словари (複数の)辞書






2. 命令と依頼


「сказать」(言う)という動詞を使った尋ね方です。依頼の言い方には次のような例があります。
(1) Скажите! 教えてください!
(2) Покажите! 見せてください!
(3) Помогите! 助けてください!
「пожалуйста」(どうぞ)を文中に挟む場合には、前後に「 , 」(ザピターヤ)を付けます。そのほか、「すみません」、と言うには以下のような言い方があります。
(4) Простите! すみません(許してください)!
(5) Извините! すみません(許してください)!







「レジはどこか、どうぞ教えてください」、と丁寧に尋ねる場合の言い方です。「касса」には、劇場や地下鉄の「切符売場」の意味もあります。第4課の確認問題では、最初に次のように説明があります。その後の値段を注意して聴きとってみてください。
Цены на билеты в театр
различаюся
в зависимости
от спектакля и места.
劇場へのチケットの値段は
演目と座席によって違ってきます。






3. 形容詞+名詞の複数形


複数形の名詞を説明する場合は、形容詞は以下の形で使います。「-ые」+名詞の複数形、「-ие」+名詞の複数形という組み合わせ方があります。
(1) новый журнал (1冊の)新しい雑誌
(2) новые журналы (複数ある)新しい雑誌
(3) какая газета (1つの)どのような新聞
(4) какие газеты (複数ある)どのような新聞
(5) детская книга (1冊の)子供の本
(6) детские книги (複数ある)子供の本






4. 金額


個数詞「один」の直後ならば、「рубль」(るーぶり)を使います。「два」、「три」、「четыре」の直後ならば、「рубля」(るぶりゃー)を使います。
(1) один рубль 1ルーブル
(2) два рубля 2ルーブル
(3) три рубля 3ルーブル
(4) четыре рубля 4ルーブル
それ以外の場合は、「рублей」(るぶりぇい)を組み合わせます。
(5) пять рублей 5ルーブル
(6) пятнадцать рублей 15ルーブル
(7) пятьдесят рублей 50ルーブル
「сто」(100個)、「двести」(200個)も個数詞です。次のように使います。
(8) сто рублей 100ルーブル
(9) двести рублей 200ルーブル
「триста」(300個)も個数詞です。次のように使います。
(10) триста рублей 300ルーブル
(11) четыреста рублей 400ルーブル
(12) пятьсот рублей 500ルーブル






 

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