第5課 ヤンゴンにシュエダゴン・パゴダがあります。ရန်ကုန်မှာရွှေတိဂုံဘုရားရှိတယ်။

●文型と文例

 第5課では、動詞文を学びます。動詞文とは、文末の述部が動詞で形成されている文のことをいいます。この課では最初に「事柄を事実として確定的に表す」တယ်の表現を学びましょう。時制で言えば「現在形」や「過去形」に相当するものです。ただビルマ語の場合は、あくまで確定的であるか否かが問題となります。ここでは、「ある(「いる」も同様)」という動詞を、ヤンゴンの名所、通りの名や動物名などとともに学びます。「あります(います)」「ありますか(いますか)」「ありません(いません)」といった動詞を伴う表現はどのような形になるでしょうか。また場所を表す語句にはどのようなものがあるでしょうか。それをしっかりマスターし動詞文の基本形を押さえましょう。ではまず文型です。文字をみてどのような形になっているか確認しましょう。

文型3

 
日本語
ビルマ語

(1)
N1に(で)N2はV1します。
N1မှာ N2 V1  တယ် ။

(2)
N1に(で)N2はV1しますか。
N1မှာ N2 V1  သလား ။

(3)
N1に(で)N2はV1しません。
N1မှာ N2 မ V1  ဘူး ။

(4)
どこに(で)V1しますか。
ဘယ်မှာ V1သ လဲ။

 

次に文型を用いた文例を見てみましょう。同様に、日本語と同じ順番でビルマ語が並んでいますので、同じ色のビルマ語に注意しながら、音声ボタンを押して発音を聞いてみてください。(音声ボタンの横のVマークをクリックすると、その書き方が表示されます。併せて書き順も見ておきましょう)

文型3ー(1)

ヤンゴンにシュエダゴン・パゴダがあります。
ရန်ုကုန်မှာ ရွှေတိဂုံဘုရား ရှိတယ်။ video

 

文型3ー(2)

街中に動物園はありますか。
မြို့ထဲမှာ တိရစ္ဆာန်ဥယျာဉ် ရှိသလား ။ video

 

文型3ー(3)

この近くにボージョー市場はありません。
ဒီနား မှာ ဗိုလ်ချုပ်ဈေး မရှိဘူး ။ video

 

文型3ー(4)

どこに泊まっていますか。
ဘယ်မှာ တည်းသလဲ။ video