2019.10. 1 | ビルマ語第2版の構成の改善、初版にあるメディア教材の移設、誤りの修正を行いました。 |
2019. 4.23 | デザインを更新しました。 |
2018. 4. 5 | スマートフォンにも対応した第2版を公開しました。 |
2011. 6. 1 | 本教材を公開しました。 |
ビルマ語は、人口約5884万(2009年)を擁し、100以上もの民族が共存する、ビルマ*(ミャンマー連邦**)の公用語であり共通語です。人口の約7割を占めるビルマ族の母語で、ヤンゴン・マンダレー方言を標準としています。
このコンテンツは、現代ビルマ語口語を独習しようとする日本人に役立つことを目的と して作られました。また3課以降は、日本に在住するビルマ人の日本語習得に、多少なりとも役立てばという願いも込め、作成されています。
ビルマ語は日本語とよく似ています。すなわち統語法は、語順と格助詞により決まり、語順は、主語、目的語、動詞、と動詞が後置されます。そのことは、音声体系や文字の違いを越え、ビルマ語を学ぶ日本人初学者にとって、ある程度までは有利に働くと考えられます。その点を踏まえ、このコンテンツでは、敢えて文例や問題を日本語と対照して配置しました。
ビルマ語学習に参考となる日本語文献には、次のようなものがあります。
本コンテンツの文法事項の解説を書くにあたり、上掲の最初の2文献を参照しています。
またビルマ語の録音協力者二人の出身は、それぞれ、ビルマ南部のタトンとベイッです。そのことがビルマ語の発音に影響を与えている可能性があることをお断りしておきます。
本コンテンツが、ビルマを愛してやまない人々、ビルマ語を学びたくても手だてがなかった人々、そして在日ビルマ人の人々に、いずれかの形で役立つことができればと願うものです。
このコンテンツの使い方
コンテンツは、「文字」「発音」に関わる1課2課と、トピック・文法事項を設定して作られた3課~10課によって構成されています。3課~10課は、「文型・文例」「新出単語」「解説」「関連文法・語彙」「練習問題」「スキット」「ブレイク」という7つのタブによって分けられています。ビルマ語の学習者のレベル、学習の目標などにあわせて、それらの使い方を説明すると次のようになります。
このコンテンツは以下のような内容を含んでいます。これらを利用してビルマ文字の習得に役立ててください。
~「文型、文例」「新出単語」「解説」を中心とした学習
上記の学習を終えた人、もしくは初級を終えた人は次に上げるコンテンツでステップアップしましょう。
~「関連文法・語彙」を中心に進める
「関連文法・語彙」を押さえたうえで、「練習問題」ウォーミングアップ、応用編へ進み ましょう。
~「スキット」中心に進める
「関連文法・語彙」を押さえたうえで、「スキット」へ進み、指示に従って学習を進めて行ってください。まず「ビルマ人と日本人」の会話を自分のものにしてください。それが終わったら「ビルマ人同士の会話」についてもチャレンジするのがよいでしょう。
ビルマの文脈を読みながら、個々の単語・表現の発音(読み方)と意味を押さえてほしいという趣旨で配置されています。内容としてはスキットの背景にも関わるよう、また一部に設定トピックに関わる関連語彙の中で触れられなかった語彙を加える目的も持っています。
コンテンツの使用環境条件
本コンテンツは正しいビルマ文字の表示のため、使用環境条件が以下に制限されます。
上記以外の環境においては、ビルマ文字の合字が崩れて表示される場合がありますのでご注意ください。
ビルマ語入力について
なお、自分でもビルマ語入力を試みたいという人は、以下の「ビルマ語入力環境設定」の案内に従って、ビルマ語入力環境を作ることができます。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |