上で述べた「従位接続詞」に関する記述で,hvisやfordiなどの従位接続詞によって導かれる従位節は,単独で完結文となることはできず,完結文を構成する要素の1つとなるということについて触れました.
ここでは,完結文が従位節を含む場合の語順について確認しましょう.これまでのスキット内から該当する例文を,第5課で学んだ表にしたがって記述すると以下のようになります.(赤色の太字部分が従位節に当たります.)
接続詞 | 前域 | 中域 | 後域 | |||
定形動詞 | 主語 | 中域副詞 | 不定形動詞 | その他の要素 | ||
Vi | legede | tit | sammen, da vi var børn. | |||
men | hvis du har tid, | kan | vi | tage | derud nu. | |
Hvor meget | koster | det, | når vi kører fra Østerport. | |||
Det | koster | 26 kr., fordi der er fire zoner til Klampenborg. | ||||
Jeg | tror, | det tager ca. ti minutter. |
上の表からも分かるように,従位節は前域にも置くことができます.その場合には,従位節の直後には,定形動詞→主語という語順になるということに注意しましょう.