第8課 電車でお出かけ

●文法解説

2. 語順4

 上で述べた「従位接続詞」に関する記述で,hvisやfordiなどの従位接続詞によって導かれる従位節は,単独で完結文となることはできず,完結文を構成する要素の1つとなるということについて触れました.

 

 ここでは,完結文が従位節を含む場合の語順について確認しましょう.これまでのスキット内から該当する例文を,第5課で学んだ表にしたがって記述すると以下のようになります.(赤色の太字部分が従位節に当たります.)


 

接続詞前域中域後域
定形動詞主語中域副詞不定形動詞その他の要素
Vilegedetitsammen, da vi var børn.
menhvis du har tid,kanvitagederud nu.
Hvor megetkosterdet, når vi kører fra Østerport.
Detkoster26 kr., fordi der er fire zoner til Klampenborg.
Jegtror,det tager ca. ti minutter.

 

 上の表からも分かるように,従位節は前域にも置くことができます.その場合には,従位節の直後には,定形動詞→主語という語順になるということに注意しましょう.