ここでは,第1課のスキット内で使われている会話表現をもとに,初歩的な会話表現について見ていくことにしましょう.
解 説
Goddagという間投詞は「はじめまして」という意味にもなり得ますが,現在ではかなりフォーマルなことばになっています.このほかにDavという間投詞もありますが,これは現在では方言色のあることばと受け取られているようです.若者たち,とくにコペンハーゲンの若者たちは,Hej!あるいは Hej, hej!という表現を使います.
ーその他によく使われる挨拶表現ー
Farvel. さようなら.
Hej. さようなら.
Hej hej. さようなら.
Vi ses. またね.
Godmorgen. おはよう(ございます).
Godaften. こんばんは.
Godnat. おやすみ(なさい).
解 説
jegは一人称単数の人称代名詞で,<私> の意味です.
hedderは <~という名前である,~と称する> という意味の動詞heddeの現在形です.
Livaは女性の名前で,Jensenは苗字です.
解 説
kommerは <来る> という意味の動詞kommeの現在形です.
fraは <~から> という意味の前置詞で,英語のfromに相当します.
Japanは綴りは英語と同じですが,発音が違いますから注意してください.
解 説
erは英語のbe動詞に相当する動詞være<~である> の現在形です.英語のam, are, isに相当します.
japanerは<日本人> を意味する名詞です.通常,名詞には不定冠詞あるいは定冠詞のどちらかが付けられますが,国籍を表す場合には ,Jeg er japanerのように何も付けません.
解 説
hvorは英語のwhereに相当する,場所を訊く疑問副詞で <どこ> の意味です.文末の前置詞fraと一緒になってhvor ... fraで <どこから> を意味します.
hanは、三人称単数男性の人称代名詞で,<彼>の意味です.
以下に, 第1課に出てきた国名およびその国の人の呼び方に加えて,それらの国以外のいくつかの例を挙げます.
国 |
〜人 |
|
Danmark |
デンマーク |
en dansker |
Japan |
日本 |
en japaner |
Frankrig |
フランス |
en franskmand |
England |
イギリス |
en englænder |
Sverige |
スウェーデン |
en svensker |
Norge |
ノルウェー |
en nordmand |
Finland |
フィンランド |
en finne |
Island |
アイスランド |
en islænding |
Tyskland |
ドイツ |
en tysker |
Holland |
オランダ |
en hollænder |
Spanien |
スペイン |
en spanier |
Italien |
イタリア |
en italiener |
Grækenland |
ギリシア |
en græker |
Rusland |
ロシア |
en russer |
Egypten/Ægypten |
エジプト |
en egypter/ægypter |
Indien |
インド |
en inder |
Kina |
中国 |
en kineser |
解 説
sigerは動詞sige<言う> の現在形です.
よく使われる表現ですので,ぜひ覚えましょう.
解 説
en <1> を意味する数詞です.数詞enにはつねに強勢があります.そのためénと書く場合もあります.
gangは <回,度> を意味する名詞です.
tilは副詞ですが,〔数詞 + 名詞 + til〕で <もう(数詞)個・本・回等々> を意味するので,en gang tilで <もう1回> という意味です.
解 説
hvordanは英語のhowに相当する疑問副詞で <どのように> の意味です.
staverは動詞stave<綴る>の現在形です. detは英語のitに相当する人称代名詞です.