中国語で手紙を書く (120327)

一.中国の手紙の書式

2.封筒の書式

横書きの場合

 切手は封筒の右上に張る。

 受取人の郵便番号と住所は封筒の左上に書く。

 中国の郵便番号は6桁ある。郵便番号の下の行に住所を書くが、一行では書き終わらない場合には、続けて次の行に書く。

 受取人の氏名は封筒の真ん中に少し大きく書く。普通、氏名の後に、男性の場合は“先生”、女性の場合は“女士”と書く。その後に日本語の「様、御中」に相当する“(受け取る)”“(開封する)”“收启(受け取って開封する)”を書き添える。また、敬意を高めたければ、“台启(開封してご覧ください)”“台收”(開封してご覧ください)と書いてもよい。自分と親戚関係にある人に送る場合でも、男性の場合は“××× 先生收”、女性の場合は“××× 女士收”と書く。封筒に書いてある宛名は、差出人から受取人に対する宛名ではなく、手紙を郵送してくれる郵便局員に対する宛名なので、“先生”、“女士”の方が適切である。

 

 差出人の郵便番号と住所は封筒の表の右下に書く。その下に差出人の氏名を書く。また、差出人の氏名の後に“(送る)”か“(封をする)”と書いてもよい。

 

横書きの封筒:

 日本では、宛名を表面に、差出人を裏面に書くが、中国では一般的に差出人の情報 も表面に書く。

製作: 大阪大学 外国語+IT講座 2012
大阪大学 世界言語研究センター