介母音とは、頭子音と主母音との間に介在する半母音のことです。唇を丸く突き出し、[-w-]の音を素早く発音します。
正書法上、介母音の後ろに付く主母音や、前に立つ頭子音によって、以下のように書き分けられます。
-o- |
母音 -a,
-ă, -e が後ろに付く場合。 |
-u- |
母音 -ơ, -â, -ê, -i, -iê- が後ろに付く場合。 |
ナシ |
上記以外の母音の前には現れません。 |
qu- |
頭子音 c-, k- と主母音との間に介母音が入る時には後ろの母音に関わらず qu- で表記されます。 |
初めのうちは -o- と -u- が単母音(長母音)なのか、介母音なのか(この後には末子音の-o- と -u- も出てきます)、判別しにくいでしょう。発音の練習を繰り返したり、実際に文字を書いてみたりしていくうちに、徐々に判別できるようになります。
